本当の秋晴れ。

世の中が大歓迎の秋晴れ、爽やかな空気。ニュースが届ける世間の楽しげな三連休…。でも、秋という季節はこちらでは無慈悲な季節。

ベタベタと汗で服がまとわりつくイヤ~な時期に根性で乗り越えた夏期講習会。
そして、やっと服が肌からふっとはなれて、さらりと心地よく感じる幸せ。
「ああ、秋が来た。気持ちいいなぁ。どこかに、、、」と心が解放された、そのほんの、ほんとにわずかの一瞬を名刀が叩き切る!!!

はい、その名刀こそ「2学期中間テスト」。この名刀にかかれば、秋の心地良さなど、夏の終わりに力尽きた蚊がヨイショ、と腕に降りたも同じ。フッと息を吹きかけるだけで瞬殺。
勉強する本人たちも、学校の先生だって、塾の先生だって、みんな無の境地に入る。雑念、煩悩はもってのほか!頭を丸めて出家する気持ち。
そう、毎回、毎回、テスト期間中はみんな心を鎮めて「耐える」。

 
でも、なんでだろ。テストが終わると秋風よりもっと爽やかな、秋晴れよりもっと晴れやかな爽快感がやってくる。

遊ぶことは楽しい。でもそれは消耗品。消えてなくなるから良いのか、消えるからまた遊びたくなってきりがなくなるのか。

でも「勉強」は毛色が違う。楽しくない。しんどい。でも消耗品じゃない。消えてなくならない。消えてなくならないから自分に蓄積されていく。自分を太くしていく。自分を強くしていく。自分の知をつくり、人生を形成していく。

だからかな、勉強すると秋風より、秋空より、もっともっと爽快感を感じるのは。